出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…釈迦の方法は,一方で自然的欲望に身をまかせる快楽主義を否定し,他面,苦行を捨てる点で,苦楽の両極端を離れた中道と称される。 また,釈迦は人生問題の解決に直接役だたない形而上学的問題(たとえば世界の有限・無限とか,創造因とか)については質問されても解答せず(無記),判断を中止している。この点,釈迦は実務的で,自らの立場を病いに応じて薬を施す医者にたとえている。…
※「無記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...