デジタル大辞泉
「無面目」の意味・読み・例文・類語
む‐めんもく【無面目】
[名・形動ナリ]常識をわきまえないこと。また、そのさま。
「啼くと食はうのねねさんでも、―ぢゃあねえはな」〈滑・浮世風呂・三〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
む‐めんもく【無面目】
〘名〙 (形動)
① 恥ずかしくて人に
顔向けができないようなこと。むめんぼく。また、
面目をつぶされても平気でいるさま。はじしらず。〔
温故知新書(1484)〕
②
物事の
知識がないこと。ものを知らないこと。また、そのさま。ものしらず。
※志都の岩屋講本(1811)上「
病状を知らぬ文盲医者坊が、無面目に
攻撃を用ふるのは、こりゃごめんな事だが」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報