然は(読み)さは

精選版 日本国語大辞典 「然は」の意味・読み・例文・類語

さ【然】 は

[一] (副詞「さ」に助詞「は」が付いたもの) 副詞「さ」を強めた言い方。そのようには。そうは。そうとは。
※竹取(9C末‐10C初)「なにの疑ひあらむ。さは申すとも、はや焼きて見給へ」

さ‐は【然は】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「然は」の意味・読み・例文・類語

さ‐は【然は】

[連語]《副詞「さ」+係助詞「は」》そうは。そのようには。
「え―申さで」〈夕顔
[接]さ(然)ば

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android