焼け木杭には火が付き易い(読み)やけぼっくいにはひがつきやすい

ことわざを知る辞典 の解説

焼け木杭には火が付き易い

一度焼けた木の燃えさしに火が付きやすいように、昔なじんだことのある間柄はすぐ元に戻りやすい。男女関係についていう。

[使用例] まさか焼けぼっ杭に火がつくなどということはありますまいが、念のためうち男衆に、女のあとをつけさせてみましょう[杉本苑子マダム貞奴|1975]

[解説] 「火」は情熱を象徴し、「火遊び」のように危険にもつながります。「焼けぼっくい」は、燃えさしの切り株。焚き火かまどの火など、日常生活で火を起こすことが当たり前だった時代にはわかりやすい比喩でしたが、最近、都会では目にすることがまれになっています。

〔異形〕燃え杭には火が付き易い

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む