焼準(読み)ショウジュン(その他表記)normalizing

関連語 鉄鋼 変態 A3

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「焼準」の意味・わかりやすい解説

焼準
しょうじゅん
normalizing

鋼材に行われる熱処理一種。焼ならしともいう。 A3 曲線または Acm 曲線 (→鉄鋼の変態 ) 以上の温度に十分な時間保持したのち,空気中またはわら灰の中で放冷する。完全な焼鈍は時間がかかるのでこの方法が実際上よく行われる。炭素鋼ではこの程度のやや速い冷却速度でも微細な標準組織パーライトへの共析が進行するので焼準という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む