焼直(読み)やきなおし

精選版 日本国語大辞典 「焼直」の意味・読み・例文・類語

やき‐なおし‥なほし【焼直】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 焼きなおすこと。もう一度焼くこと。また、そのもの。
  3. もう一度同じようなことを繰り返すこと。特に、すでに発表された他人作品自分の古い作品を表面だけ少し変え、別の作品のようにみせかけて発表すること。また、その作品。
    1. [初出の実例]「夕たちのはれて曇ややきなをし〈重方〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)五)
    2. 「馬琴なんぞの書くものは、みんなありゃ焼直(ヤキナホ)しでげす」(出典戯作三昧(1917)〈芥川龍之介〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む