精選版 日本国語大辞典 「焼直」の意味・読み・例文・類語 やき‐なおし‥なほし【焼直】 〘 名詞 〙① 焼きなおすこと。もう一度焼くこと。また、そのもの。② もう一度同じようなことを繰り返すこと。特に、すでに発表された他人の作品や自分の古い作品を表面だけ少し変え、別の作品のようにみせかけて発表すること。また、その作品。[初出の実例]「夕たちのはれて曇ややきなをし〈重方〉」(出典:俳諧・鷹筑波(1638)五)「馬琴なんぞの書くものは、みんなありゃ焼直(ヤキナホ)しでげす」(出典:戯作三昧(1917)〈芥川龍之介〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例