煎様(読み)せんじよう

精選版 日本国語大辞典 「煎様」の意味・読み・例文・類語

せんじ‐よう‥ヤウ【煎様】

  1. 〘 名詞 〙 薬などの煎じ方。煎じだす方法煎薬の袋に常用された「煎様(せんじよう)常の如し」という文句をふまえて、「常に」「常の」などの語を引き出す語呂合わせとして用いられる。
    1. [初出の実例]「せんしやう又同銘と良薬は口に二かうにかく包紙」(出典:狂歌・鼻笛集(1663))
    2. 「せんじやうつねにかはらぬ衣つき」(出典浮世草子日本永代蔵(1688)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む