煤湯(読み)ススユ

デジタル大辞泉 「煤湯」の意味・読み・例文・類語

すす‐ゆ【×煤湯】

煤払いを済ませたあと、からだの汚れを落とすために入る風呂
「今日―をあび五塵ごぢんの垢を落とし」〈滑・浮世風呂・前〉

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精選版 日本国語大辞典 「煤湯」の意味・読み・例文・類語

すす‐ゆ【煤湯】

  1. 〘 名詞 〙 煤掃きの日に浴する湯。近世では、ふつう、一二月一三日に煤掃きが行なわれた。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「今日煤湯(ススユ)を沐(あび)五塵の垢(あか)を落し、明日貰湯に入て六欲の皮を磨(すりむ)き」(出典滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)

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