煤煙発生施設(読み)ばいえんはっせいしせつ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「煤煙発生施設」の意味・わかりやすい解説

煤煙発生施設
ばいえんはっせいしせつ

工場,事業場に設置されている大気汚染の原因となる煤煙 (硫黄酸化物煤塵有害物質 ) を発生排出する施設。大気汚染防止法は,硫黄酸化物,煤塵,有害物質の排出基準を課し,その種類規模を政令第2条および別表第一で定めているが,伝熱面積 10m2以上のボイラなど金属精錬,石油化学工業関連その他,広範にわたっている。排出規制のほか,その設置変更には一定の届け出を要する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む