熊沢浜(読み)くまざわはま

日本歴史地名大系 「熊沢浜」の解説

熊沢浜
くまざわはま

[現在地名]雄勝町熊沢

雄勝半島の東岸、外洋に面した漁村。南はくわ浜、西は小富士こふじ(三〇七・八メートル)尾根を境にしてたつ浜。正保郷帳に村名がみえ畑一一一文、柴山と注される。「封内風土記」では戸数一三。文政一一年(一八二八)の高は畑五六二文、人頭一〇人、人数七五(「桃生南北本吉南方風土記」及川徳松家文書)、嘉永三年(一八五〇)の家数一〇、小船一・合木船一二・早波船三、産物は鮑・布海苔・海苔など(風土記御用書出「雄勝町史」所収)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android