熊谷厳励(読み)くまがい げんれい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「熊谷厳励」の解説

熊谷厳励 くまがい-げんれい

?-? 明治時代の囲碁棋士
島根県の人。自称5段。僧籍をはなれ,碁打ちとして西日本各地をあるく。自覚坊天才の名で方円社の中川亀三郎(1837-1903)に先(せん)の,小林鉄次郎互先(たがいせん)の郵便による手合いをもうしこみ,ふたりと対局無名だが,あなどりがたい棋士として評判になった。著作に「碁経」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む