デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「熊谷甚右衛門」の解説 熊谷甚右衛門 くまがい-じんえもん 1788-1835 江戸時代後期の陶工。天明8年生まれ。相馬焼の田代清治右衛門(せいじえもん)家で技法を習得。文政5年郷里の陸奥(むつ)九戸(くのへ)郡小久慈(こくじ)村(岩手県久慈市)に窯をひらき,日用雑器をやいた。小久慈焼(久慈焼)とよばれ,栄次郎-甚六-儀八郎-嘉太郎とつづいて昭和の6代竜太郎にいたる。天保(てんぽう)6年2月死去。48歳。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例