日本歴史地名大系 「熊野川町」の解説 熊野川町くまのがわちよう 和歌山県:東牟婁郡熊野川町面積:一七六・五五平方キロ東牟婁郡の東北部に位置し、北は奈良県、東は熊野川を挟んで三重県に対し、南は新宮市・那智勝浦(なちかつうら)町および古座川(こざがわ)町、西は本宮(ほんぐう)町に接し、北山(きたやま)川流域にある玉置口(たまきぐち)・島津(しまづ)は三重・奈良両県に挟まれた飛地となっている。町の北部を東流する熊野川は宮井(みやい)で北山川を合せて東南流、新宮市で熊野灘に注ぐ。熊野川と並行して国道一六八号が走る。熊野川・赤木(あかぎ)川・小口(こぐち)川などの河口付近に開けた平坦地に集落が点在し、全面積の九三・五パーセント強が山林で占められ、田畑は全体の約二パーセントと平地に乏しい。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報