熊野詣日記(読み)くまのもうでにつき

日本歴史地名大系 「熊野詣日記」の解説

熊野詣日記
くまのもうでにつき

一軸 実意著

成立 応永三四年

写本 宮内庁書陵部

解説 足利義満の側室北野殿、同女南御所など一行熊野詣に同行した京都住心院実意の日記。応永三四年九月一八日出発し、一〇月一〇日に帰洛するまで、王子ごとでの行事など詳細に記す。また出発前の社参精進などの様子、帰洛後の行事なども知られ興味深い

活字本 那智大社「那智叢書」一七、「山岳宗教史研究叢書」四

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報