熟地黄(読み)じゅくじおう

漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典 「熟地黄」の解説

じゅくじおう【熟地黄】

漢方薬に用いる生薬(しょうやく)の一つ。ゴマノハグサ科アカヤジオウシロヤジオウなどの根を乾燥し、蒸して再び乾燥したもの。補血止血強壮強精解熱などの作用があり、貧血にも有効とされる。頻尿(ひんにょう)前立腺(ぜんりつせん)肥大糖尿病に効く八味地黄丸(はちみじおうがん)、頻尿、むくみに効く六味丸(ろくみがん)六味地黄丸)、不整脈心臓神経症動悸(どうき)に効く炙甘草湯(しゃかんぞうとう)などに「地黄」として含まれる。生(しょう)地黄乾(かん)地黄よりも消化器官に負担がかかる。

出典 講談社漢方薬・生薬・栄養成分がわかる事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の熟地黄の言及

【ジオウ(地黄)】より

…自生地は知られていない。【山崎 敬】
[薬用]
 生薬ではジオウの根を乾燥したものを日本で乾地黄(かんじおう),中国で生地黄(しようじおう),蒸して乾燥したものを熟地黄(じゆくじおう)という。ステロイド,マンニトール,イリドイド配糖体などを含む。…

※「熟地黄」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

大寒の用語解説を読む