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熟紙 ジュクシ

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デジタル大辞泉の解説

じゅく‐し【熟紙】

すいてから加工を施した紙。雲母(きらら)や礬水(どうさ)を引いたり、染色したりしたものなど。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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大辞林 第三版の解説

じゅくし【熟紙】

いたのち、打って艶つやを出したり雲母きらら・礬砂どうさを引いたりして加工した紙。 ↔ 素紙そし

出典|三省堂
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世界大百科事典内の熟紙の言及

【紙】より

…こうした用途の広がりとともに,紙の加工技術も進んだ。すき起こしたままの紙を〈生紙〉というのに対し,それに各種の加工を施した紙を〈熟紙〉と呼んだ。紙に透しを入れる手法もまた唐代に考案されたもので,一般に〈水紋紙〉と呼ばれ,また〈花簾紙〉〈砑花紙(がかし)〉という。…

【宿紙】より

…〈すくし〉ともよみ〈熟紙(じゆくし)〉ともいう。平安時代以降,使用済みの紙や反故(ほご)紙を原料として漉(す)いた紙をさし,〈漉返し紙(すきかえしがみ)〉,また墨を含むため色が浅黒いので〈薄墨紙(うすずみがみ)〉ともいった。…

【和紙】より

…しかし,《正倉院文書》などの調査によると,麻紙とされた紙にも,コウゾやガンピを混ぜて使用したものがあるという。麻紙の紙肌は粗く,筆で書きにくいので,写経所などでは牙などで磨く瑩紙(えいし)や槌でたたく打紙(うちがみ)などの加工を施した(瑩紙や打紙などの加工を施した紙を熟紙(じゆくし)といい,漉き上げたままの加工されていない紙を生紙(きがみ)と呼び,区別されていた)。また麻の繊維は長くて強靱なため,5mmほどの長さにいちいち切断するか,麻布を臼でひくなどの原料処理の手間がかかる。…

※「熟紙」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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