熱冷(読み)ねつさまし

精選版 日本国語大辞典 「熱冷」の意味・読み・例文・類語

ねつ‐さまし【熱冷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 熱をさますこと。上がった体温を下げること。また、そのための薬。解熱剤。〔和英語林集成初版)(1867)〕
  3. 一時的な興奮をしずめること。
    1. [初出の実例]「あまり東京熱が昂ずるので、例の町尾さんが一篇熱(ネツ)さましの文章図書室に公にし」(出典:黒い眼と茶色の目(1914)〈徳富蘆花〉二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む