熱水変成作用(読み)ねっすいへんせいさよう(その他表記)hydrothermal metamorphism

岩石学辞典 「熱水変成作用」の解説

熱水変成作用

岩石火成岩から放出される熱水と反応して鉱物組成化学組成を変える作用で,熱水変質作用と同義.広義変成作用に含まれると考えてもよいが,この過程では岩石中の固体が熱水を媒介として反応するよりも,鉱物と熱水との反応が主要であるために変成作用には含めないことが多い[片山ほか : 1970].主として岩石の割れ目を通って熱い溶液やガスが浸透して付近の岩石の鉱物が変化する変成作用をいう[Coombs : 1961].ハイダトサーマル変成作用(hydatothermal metamorphism)[Bunsen : 1847].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む