熱水変成作用(読み)ねっすいへんせいさよう(その他表記)hydrothermal metamorphism

最新 地学事典 「熱水変成作用」の解説

ねっすいへんせいさよう
熱水変成作用

hydrothermal metamorphism

熱水や高温流体が岩石の孔隙を通って浸入したことに起因する局部的な変成作用。熱水活動が盛んな場所,例えば中央海嶺に産する玄武岩に認められる。岩石の全岩化学組成は熱水との反応のため変化し,変成は等化学的ではない。玄武岩が海水起原の熱水と反応した場合,Naに富むスピライトやCaとSiに乏しくMgに富む岩石(菫青石直閃石岩組成に相当)が形成される。

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参照項目:海洋底変成作用
参照項目:変成岩形成場の模式図・変成相

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岩石学辞典 「熱水変成作用」の解説

熱水変成作用

岩石が火成岩から放出される熱水と反応して鉱物組成や化学組成を変える作用で,熱水変質作用と同義.広義の変成作用に含まれると考えてもよいが,この過程では岩石中の固体が熱水を媒介として反応するよりも,鉱物と熱水との反応が主要であるために変成作用には含めないことが多い[片山ほか : 1970].主として岩石の割れ目を通って熱い溶液やガスが浸透して付近の岩石の鉱物が変化する変成作用をいう[Coombs : 1961].ハイダトサーマル変成作用(hydatothermal metamorphism)[Bunsen : 1847].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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