熱池村(読み)にいけむら

日本歴史地名大系 「熱池村」の解説

熱池村
にいけむら

[現在地名]西尾市熱池町

市の南に位置し、県道上横須賀―楠村線に沿う。北は菱池ひしいけ村、東は斎藤さいとう村、南は上道目記かみどうめき村、西は針曾根はりぞね村に接する。熱池は贄池にえいけで、神饌を調理した御料地で、字名を神田と称したという。村名もここに生れたと伝える(福地村誌)近世は西尾藩領。元文元年(一七三六)の石高三七九石三斗余、ほかに新田畑一二石三斗余、石盛隣村と比べて高く、年貢の引きも少ない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android