線膨張率(読み)センボウチョウリツ

デジタル大辞泉 「線膨張率」の意味・読み・例文・類語

せんぼうちょう‐りつ〔センバウチヤウ‐〕【線膨張率】

温度をセ氏1度上げたときの物質の長さの増加量と、もとの長さとの比。体積変化を表す体膨張率の約3分の1となる。線膨張係数

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精選版 日本国語大辞典 「線膨張率」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぼうちょうりつ‥バウチャウリツ【線膨張率】

  1. 〘 名詞 〙 物質の温度を一度上げたときの長さの増加の割合多くの物質では毎度一〇万分の一の程度である。線膨張係数。

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百科事典マイペディア 「線膨張率」の意味・わかりやすい解説

線膨張率【せんぼうちょうりつ】

熱膨張率

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世界大百科事典(旧版)内の線膨張率の言及

【熱膨張】より

…同じ物質でも体膨張率は一般に温度,圧力によって変化する。熱膨張率,あるいは単に膨張率といったときにはこの体膨張率を指すことが多いが,固体では,1K上げたときの長さの変化の割合である線膨張率α=⊿l/lのほうがよく使われる。なお,温度がt℃のときの体積を0℃の体積V0を使って,VV0(1+α′t)と近似的に表したときの係数α′を体膨張率ということもある。…

※「線膨張率」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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