燕子(読み)えんし

精選版 日本国語大辞典 「燕子」の意味・読み・例文・類語

えん‐し【燕子】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ツバメ。つばくらめ。
    1. [初出の実例]「月色三更諳、秋情万里憶烏孫」(出典本朝無題詩(1162‐64頃)七・山家秋意〈藤原敦基〉)
    2. [その他の文献]〔杜甫‐春日梓州登楼詩〕
  3. ツバメの子。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「燕子」の読み・字形・画数・意味

【燕子】えんし

つばめ。宋・陸游〔社下小酌、二首、一〕詩 柳色初、燕子回(めぐ)る 猖紅千點、棠開く

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