爆縮型核爆弾(読み)バクシュクガタカクバクダン

デジタル大辞泉 「爆縮型核爆弾」の意味・読み・例文・類語

ばくしゅくがた‐かくばくだん【爆縮型核爆弾】

爆縮圧力を利用して起爆する核爆弾核分裂性物質プルトニウムまたは高濃縮ウラン)を包むように爆薬を配置した球形の構造で、爆発の圧力により核分裂物質が圧縮されて超臨界状態に達し、核爆発を起こす。長崎に投下された原子爆弾に使用された。インプロージョン型核爆弾。→砲身型核爆弾
[補説]設計・製造が複雑で高度な技術を要するが、ウランより少量で臨界に達するプルトニウムを利用できるため小型化できる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 超臨界状態

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む