爛れる(読み)タダレル

デジタル大辞泉 「爛れる」の意味・読み・例文・類語

ただ・れる【×爛れる】

[動ラ下一][文]ただ・る[ラ下二]
1 炎症などのために皮膚や肉がやぶれくずれる。「傷口が―・れる」
2 物事にふけり、それにおぼれる。抑制がなく乱れる。「酒に―・れた生活」

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精選版 日本国語大辞典 「爛れる」の意味・読み・例文・類語

ただ・れる【爛】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]ただ・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 皮膚や肉がやぶれくずれる。腐ってくずれる。腐爛する。比喩的に、精神などが健全さを失うことにもいう。
    1. [初出の実例]「餌香の川原に斬られたる人有り〈略〉頭身(むくろ)既に爛(タタレ)て」(出典:日本書紀(720)崇峻即位前(図書寮本訓))
    2. 「鋭にわかく、はた、苦く狂ひただるる楽の色」(出典:邪宗門(1909)〈北原白秋〉朱の伴奏・納曾利)

爛れるの補助注記

「享和本新撰字鏡」に「鯘 魚乃曾己禰太々礼留」とあるが、下一段と見られる語形であって中古の記載としては疑問である。

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