片丘地区(読み)かたおかちく

日本歴史地名大系 「片丘地区」の解説

片丘地区
かたおかちく

松本平まつもとだいらの東側に緩やかな起伏をみせている筑摩ちくま山地のうち、たかボッチ高原から鉢伏はちぶせ山にかけての西側山麓一帯が片丘である。崖錐地帯といわれるこの一帯は東から西へ約五度に傾斜している。その標高七〇〇―七五〇メートル台の丘の上に南から中挟なかばさみ南熊井みなみくまい・北熊井・南内田みなみうちだの集落が一列に並んでいる。東は峰境に岡谷市と接し、西は川を境に市内広丘ひろおか地区、赤木あかぎ山を境に松本市赤木、南は塩尻市桟敷さじき、北は松本市と隣接する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android