片寝(読み)カタネ

デジタル大辞泉 「片寝」の意味・読み・例文・類語

かた‐ね【片寝】

からだの右側、または左側を下にして寝ること。
「―ヲシテ腕ガシビレル」〈和英語林集成
鳥屋とやで一度羽根の生えかわった鷹。かたがえりの鷹。

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精選版 日本国語大辞典 「片寝」の意味・読み・例文・類語

かた‐ね【片寝】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鳥屋(とや)で一度羽毛の生えかわった鷹(たか)。かたがえりの鷹。
  3. ( ━する ) 寝返りをしないで、からだの右側または左側ばかりを下にして寝ること。
    1. [初出の実例]「障子越君に片寝の我思ひ」(出典:俳諧・新身(1705))
    2. 「Katane(カタネ)ヲ シテ ウデガ シビレル」(出典:改正増補和英語林集成(1886))

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