精選版 日本国語大辞典 「片引両」の意味・読み・例文・類語 かた‐ひきりょう‥ひきリャウ【片引両】 〘 名詞 〙 紋所の名。輪の中に太く黒い線を一つ引いた図柄のもの。黒い線を二つ引いたものに対していう。大中黒(おおなかぐろ)。[初出の実例]「左巴・右巴・月に星・片引両(カタヒキリャウ)・傍折敷に三文字書たる旗共六十余流、木々の梢に翻って」(出典:太平記(14C後)一七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例