精選版 日本国語大辞典 「片押」の意味・読み・例文・類語 かた‐おし【片押】 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 一方からだけ押すこと。また、一方的に事を運ぶこと。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「そなたはいかう心中を茶になさるるが、そりゃかたおしじゃ」(出典:洒落本・京伝予誌(1790)申) かた‐おさえ‥おさへ【片押】 〘 名詞 〙 江戸時代、大名の行列で、中間(ちゅうげん)、小者などを統轄するために足軽が一人だけついているもの。二人ついた両押さえに対していう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by