版心(読み)ハンシン

デジタル大辞泉 「版心」の意味・読み・例文・類語

はん‐しん【版心】

和漢書前小口のこと。各丁の折り目の部分。柱。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

精選版 日本国語大辞典 「版心」の意味・読み・例文・類語

はん‐しん【版心】

  1. 〘 名詞 〙 和漢書版本の前小口(まえこぐち)、すなわち、各丁の折目の部分。柱。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「版心」の読み・字形・画数・意味

【版心】はんしん

板心中央の折目のところ。板心。〔国立中央図書館宋本図録、一三六〕東坡先生集、二卷一册~十行、行ごとに十六字、白口、版心上に字數を記し、下に工の名を記す。~版心兩魚の、書名卷數の下に、(まま)庚午重刊~乙卯刊等の字り。

字通「版」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android