牒合(読み)ちょうじあわす

精選版 日本国語大辞典 「牒合」の意味・読み・例文・類語

ちょうじ‐あわ・す テフじあはす【牒合】

※歌舞伎・網模様燈籠菊桐(小猿七之助)(1857)二幕「『徒党人数集まるまで』『時刻を松の下蔭にて』『牒(テフ)じ合(アハ)さん。者共来やれ』」
[2] 〘他サ下二〙 ⇒ちょうじあわせる(牒合)

ちょうじ‐あわ・せる テフじあはせる【牒合】

〘他サ下一〙 てふじあは・す 〘他サ下二〙 仲間などとあらかじめ連絡をとりあう。事を行なうに先立ち、互いに計画、はこび方などを合わせておく。しめしあわせる。ちょうじあわす。
太平記(14C後)九「今度諸方の敵牒(テウシ)合て、大勢にて寄るなれば」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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