牛原川内村(読み)うしわらごうちむら

日本歴史地名大系 「牛原川内村」の解説

牛原川内村
うしわらごうちむら

[現在地名]鳥栖市牛原町うしわらまち 牛原河内うしわらごうち

四阿屋あずまや川上流の山村で、親村牛原村より上流二キロの所にある枝村。近世の初め頃は大木だいぎ川上流の山間集落を本城ほんじよう(庄)河内かわち村といい、四阿屋川上流山間の当村を河内(川内)とよんでいたが、のちに前者河内村、当村を牛原川内(村)というようになった。

村の開発について、享和三年(一八〇三)書上の牛原川内村山守由緒書(大野家文書)に、

<資料は省略されています>

とあり、山守はのちに兼帯庄屋となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android