牛子河岸(読み)うしこがし

日本歴史地名大系 「牛子河岸」の解説

牛子河岸
うしこがし

[現在地名]川越市牛子

川越五河岸の一。新河岸川を挟み上新河岸・下新河岸に相対し、対岸へはあさひ(新河岸橋)が架かる。享保一九年(一七三四)の牛子河岸積問屋訴願并触書留(斎藤貞夫家文書)によれば、当河岸は寛文四年(一六六四)に川越藩主松平輝綱によって正式に取立てられ、おもに後背農村での瓜や茶などの栽培のための肥灰を運んでいたという。この願書と同文のものが上新河岸船問屋遠藤家にも伝えられており、これは上新河岸を説明したものとみる説もある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

パソコンやサーバーに侵入して機密文書や顧客情報のデータを暗号化して使えない状態にし、復元と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス。英語で身代金を意味する「ランサム」と「ソフトウエア」から名付...

ランサムウエアの用語解説を読む