精選版 日本国語大辞典 「牛窓神社」の意味・読み・例文・類語 うしまど‐じんじゃ【牛窓神社】 岡山県瀬戸内市牛窓町にある神社。旧県社。祭神は神功皇后、応神天皇ほか。中世、石清水八幡宮の社領となり、牛窓別宮として重きをなした。明治以前は八幡宮と呼ばれた。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「牛窓神社」の解説 牛窓神社うしまどじんじや 岡山県:邑久郡牛窓町牛窓村牛窓神社[現在地名]牛窓町牛窓亀(かめ)山に鎮座する旧県社。祭神は神功皇后・応神天皇・武内宿禰・比売神など。江戸時代は八幡宮と称された。創建年代は不詳。保元三年(一一五八)一二月三日の官宣旨(石清水文書)に山城石清水(いわしみず)八幡宮寺領として「牛窓別宮」が記され、当社にあたると思われる。元暦二年(一一八五)正月九日の源頼朝下文案(同文書)にも牛窓別宮がみえる。文禄四年(一五九五)一二月吉日の備前国四拾八ヶ寺領并分国中大社領目録写(金山寺文書)によれば社領五石、慶長六年(一六〇一)には小早川秀秋から牛窓村のうち一〇石が寄進された。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報