精選版 日本国語大辞典 「牛経文」の意味・読み・例文・類語 うし‐きょうもん‥キャウモン【牛経文】 〘 名詞 〙 いくら説き聞かせても、なんの効果もないこと。牛に経文。馬の耳に念仏。[初出の実例]「『こりゃこりゃ正作控へぬか、源氏の講釈は無駄なことぢゃ』『それぢゃと申して』『はて、石山硯の牛経文(ウシキャウモン)、控へて居よ』」(出典:歌舞伎・宝莱曾我島物語(島の徳蔵)(1870)二幕) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例