牛羊(読み)ごよう

精選版 日本国語大辞典 「牛羊」の意味・読み・例文・類語

ご‐よう‥ヤウ【牛羊】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 牛と羊。
    1. [初出の実例]「牛羊(ごやう)径街に帰り、鳥雀枝の深きに聚まる」(出典謡曲百万(1423頃))
  3. 菩薩乗声聞の教えのたとえ。
    1. [初出の実例]「策牛羊而趣道、久而始到」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青竜寺故三朝国師碑)
    2. [その他の文献]〔法華玄義‐二上〕

ぎゅう‐ようギウヤウ【牛羊】

  1. 〘 名詞 〙 牛と羊。
    1. [初出の実例]「策牛羊而趣道、久而始到」(出典:性霊集‐二(835頃)大唐青竜寺故三朝国師碑)
    2. 「民を視ること牛羊の如くして、これを牧しこれを養ひ、唯其飢寒に注意するのみ」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉一)
    3. [その他の文献]〔詩経‐小雅・楚茨〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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