牛肉偽装事件と西宮冷蔵

共同通信ニュース用語解説 「牛肉偽装事件と西宮冷蔵」の解説

牛肉偽装事件と西宮冷蔵

2002年1月、雪印乳業子会社雪印食品」が、牛海綿状脳症(BSE)の対策制度を悪用し、買い取り対象だった国産牛の箱に外国産の牛肉を詰め替えていたことが、偽装現場となった「西宮冷蔵」の水谷洋一みずたに・よういち社長の実名告発で判明した。雪印食品は事件の影響で解散し、詐欺罪で元社員5人への有罪判決が確定。西宮冷蔵は取引先を次々に失ったが、水谷社長らの街頭活動で全国から支援金が集まり、一度は営業を再開した。雪印食品の問題発覚以降、牛肉偽装は相次いで摘発された。

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