牛込忠左衛門(読み)うしごめ ちゅうざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「牛込忠左衛門」の解説

牛込忠左衛門 うしごめ-ちゅうざえもん

1622-1688* 江戸時代前期の武士
元和(げんな)8年生まれ。幕臣。寛文11年長崎奉行となり,翌年貿易額の増大と金・銀の国外流出防止を目的とする市法貨物商法を制定。長崎東奉行所(立山役所)をつくり,長崎聖堂を再興,在任は10年におよんだ。貞享(じょうきょう)4年12月9日死去。66歳。江戸出身。名は勝登,のち重忝(しげのり)。号は時楽。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android