牛込高田町(読み)うしごめたかだまち

日本歴史地名大系 「牛込高田町」の解説

牛込高田町
うしごめたかだまち

[現在地名]新宿区西早稲田にしわせだ一丁目

明治二年(一八六九)牛込うしごめ放生寺ほうしようじ門前に放生寺・高田八幡宮境内を併せて成立。町名高田馬場近傍に位置したことによる。高田八幡宮は牛込の総鎮守で、寛永一三年(一六三六)に幕府弓隊の射術練習のため当地に的山を築造し、八幡宮が源家の宗廟弓箭の守護神であるので勧請した。同一八年に中野宝泉ほうせん寺の良昌を社僧として招き草庵を建てようと山裾を削ると窟中から阿弥陀像が出てきたことから、俗にあな八幡と称する(江戸名所図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 別当寺 末寺

1969年から続く英国の文学賞「ブッカー賞」の翻訳書部門で、他言語から英語に翻訳された優れた作品に贈られる。翻訳者の仕事を重視し、賞金5万ポンド(約970万円)は作家と翻訳者で折半される。2005年...

国際ブッカー賞の用語解説を読む