物価指数保険(読み)ぶっかしすうほけん

世界大百科事典 第2版の解説

ぶっかしすうほけん【物価指数保険】

生命保険は長期にわたる商品であるので,物価の上昇によって保障が目減りすることも考えられる。この問題を解決するために設計された生命保険が物価指数保険で,1976年に初めて発売された。この保険は死亡保障だけを目的とする掛捨て定期保険の一種であるが,保険金は毎年,全国消費者物価指数にあわせて自動的に増額され,これに基づいて保険料が再計算される仕組みになっている。販売されている商品は,保険期間が5年に限られているが,契約者の要望にこたえるために,保険期間終了前に申し出れば更新できることになっている。

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世界大百科事典内の物価指数保険の言及

【定期保険】より

…販売されている保険商品では,一般に,保険期間途中での保険金増額が可能であったり,保険期間満了前に申し出れば契約の更新を行えるなど,契約者のライフサイクルに合うように設計されている。このほか,定期保険の一種として,特定の集団に所属している人間だけを対象とし,さらに保険料を割安とした集団扱定期保険,毎年の物価上昇に応じて保険金と保険料が自動的にスライドされる物価指数保険などがある。【佐々木 陽一】。…

※「物価指数保険」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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