デジタル大辞泉 「保障」の意味・読み・例文・類語 ほ‐しょう〔‐シヤウ〕【保障】 [名](スル)ある状態がそこなわれることのないように、保護し守ること。「国家の安全を保障する」「社会保障」[類語]保証・約束・条約・取り決め・申し合わせ・約やく・約定・契約・協約・協定・結約・盟約・誓約・確約・公約・口約・内約・黙約・黙契・宣誓・血盟・特約・折り紙つき 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「保障」の意味・読み・例文・類語 ほ‐しょう‥シャウ【保障】 〘 名詞 〙 ( 「保」は小城、「障」はとりでの意 )① 小城ととりで。城塞。〔春秋左伝‐定公一二年〕② ( ━する ) ささえ防ぐこと。ささえ保つこと。また、そのもの。[初出の実例]「自然のとき、牆やなんどの為に保障にせうかと云ときに」(出典:四河入海(17C前)六)[その他の文献]〔新唐書‐忠義伝中・張巡〕③ ( ━する ) 責任をもって相手の立場や権利などを保護し守ること。安全を請け合うこと。「社会保障」[初出の実例]「永く帝国の安全を将来に保障すへき事態を確立するは」(出典:露国に対する宣戦の詔勅‐明治三七年(1904)二月一〇日) ほう‐しょう‥シャウ【保障】 〘 名詞 〙 =ほしょう(保障) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「保障」の読み・字形・画数・意味 【保障】ほしよう(しやう) とりで。まもり。〔左伝、定十二年〕仲由(子路)季氏の宰と爲り、將(まさ)に三を墮(こば)たんとす。~斂處(こうれんしよほ)、孟孫に謂ふ、~(邑名)は孟氏の保なり。無くんば、是れ孟氏無きなり。~我將(まさ)に墮たざらんとすと。字通「保」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報