デジタル大辞泉
「物参る」の意味・読み・例文・類語
物参・る
1 食事を差し上げる。
「女房八人―・る」〈栄花・初花〉
2 《「まいる」は「食う」の尊敬語》食事を召し上がる。
「大将のおとどまかで、―・りなどするほどに」〈宇津保・内侍督〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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もの【物】 参(まい)る
- ① 貴人に食事を差し上げる。物参らす。
- [初出の実例]「物まいる。台、四つして、裳、唐衣きたる人賄す」(出典:宇津保物語(970‐999頃)藤原の君)
- ② ( 「まいる」は「食う」の尊敬語 ) 食事を召しあがる。
- [初出の実例]「あて宮、みこ達五所、御方々おはします。みな物まいれり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)菊の宴)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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