物実(読み)モノザネ

デジタル大辞泉 「物実」の意味・読み・例文・類語

もの‐ざね【物実】

物事もとになるもの。物の種。
「後にれし五柱男子は、―我が物によりて、成れり」〈・上〉

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精選版 日本国語大辞典 「物実」の意味・読み・例文・類語

もの‐ざね【物実】

  1. 〘 名詞 〙 物事のもとになるもの。物の種。ものしろ。ものだね。〔御巫本日本紀私記(1428)〕
    1. [初出の実例]「植物は〈略〉此外若干既成(できあがり)物質(モノザネ)をも含めり」(出典:経済小学家政要旨(仮名付)(1877)〈永峰秀樹訳〉九)

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