物習(読み)ものならい

精選版 日本国語大辞典 「物習」の意味・読み・例文・類語

もの‐ならい ‥ならひ【物習】

〘名〙 物事を習うこと。学問をすること。勉学に励むこと。
書紀(720)崇峻三年三月(図書寮本訓)「学問(モノナラヒ)の尼善信等、百済より、還りて桜井寺に住り」

もの‐ならわし ‥ならはし【物習】

〘名〙 物事を習わせること。学問をさせること。
古今(905‐914)羇旅・四〇六・左注「この哥は、むかしなかまろをもろこしにものならはしにつかはしたりけるに」

もの‐なら・う ‥ならふ【物習】

〘自ハ四〙 ⇒もの(物)習う

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