物見車(読み)モノミグルマ

デジタル大辞泉 「物見車」の意味・読み・例文・類語

ものみ‐ぐるま【物見車】

祭礼などの行事見物するときに乗る牛車ぎっしゃ
「かねてより、―、心づかひしけり」〈・葵〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物見車」の意味・読み・例文・類語

ものみ‐ぐるま【物見車】

  1. 〘 名詞 〙 祭礼などの見物や遊覧などの際に乗って出る牛車
    1. [初出の実例]「一条の大路にものみ車ども数知らず、殿の御車どもものしたる」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android