法則の辞典 「物質枠無差別の原理」の解説 物質枠無差別の原理【principle of material frame】 客観性の原理*ともいう.物質特性である構成式は,観測者の運動に依存しないという仮定.狭義には,構成関係は物質の剛体回転に無関係であると仮定する.有限変形を考慮した構成式を考える場合の重要な指導原理の一つである.ここでの構成式とは,「構成則」というほうも多いようであるが,連続体である物質の力学的性質を数学的に記述したものである.たとえばフックの法則*など. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報