物部贄子(読み)もののべの にえこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「物部贄子」の解説

物部贄子 もののべの-にえこ

?-? 飛鳥(あすか)時代の豪族
物部尾輿(おこし)の子。物部守屋の弟。敏達(びだつ)天皇12年(583)百済(くだら)(朝鮮)からまねかれた日羅を大伴糠手子(ぬかてこ)らとたずね,任那(みまな)(朝鮮)再興策をきく。百済人に暗殺された日羅を埋葬後,変事をふせぐためその妻子・水手(かこ)らを石川(大阪府南東部,石川流域一帯)の地に分散してすまわせるよう建議した。のち推古天皇のとき大連(おおむらじ)。物部石上(いそのかみの)贄古ともいう。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む