特別刑法(読み)トクベツケイホウ

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精選版 日本国語大辞典 「特別刑法」の意味・読み・例文・類語

とくべつ‐けいほう‥ケイハフ【特別刑法】

  1. 〘 名詞 〙 刑法典以外の刑罰法規で、特別の犯罪について適用されるもの。普通刑法または一般刑法に対していう。暴力行為等処罰に関する法律盗犯等の防止及処分に関する法律、軽犯罪法、旧制陸軍刑法海軍刑法など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の特別刑法の言及

【刑法】より

…しかし,犯罪と刑罰に関する法は,刑法典に限られない。〈暴力行為等処罰ニ関スル法律〉(1926公布),〈軽犯罪法〉(1948公布),〈航空機の強取等の処罰に関する法律〉(1970公布)など,時代と社会の変化に対応して,刑法典を補充するために制定された特別刑法も,刑法である。さらに国家公務員法,道路交通法,所得税法など数多くの行政法規の中に,行政目的達成のために規定されている罰則も,行政刑法といわれる。…

※「特別刑法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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