特別買収目的会社

共同通信ニュース用語解説 「特別買収目的会社」の解説

特別買収目的会社(SPAC)

未上場新興企業買収・合併することを目的とする会社。会社自体は事業を持たないため「空箱」と言われる。新規株式公開(IPO)で投資家から資金を集めて企業を買収し、その企業と合併して消滅する。IPO時には買収先は決まっておらず、投資家は目利きを信じて資金を託す。新興企業は自ら上場する場合に比べて、準備や審査期間を短縮できるが、ずさんな企業統治が問題視されるケースもある。(ニューヨーク共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報