デジタル大辞泉 「特定事象」の意味・読み・例文・類語 とくてい‐じしょう〔‐ジシヤウ〕【特定事象】 原子力施設から周辺の環境に放射線が放出される恐れのある状態。原子力災害対策特別措置法(原災法)に基づいて、原子力防災管理者は政府・地方公共団体に通報しなければならない。通報事象。[補説]原子力事業所の所定の場所で基準値以上の放射線量が検出されたり、臨界事故や原子炉を停止できないなどの異常事態が発生したり、原子力緊急事態に該当する事象が起きた場合などがこれにあたる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例