コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

特殊液用ポンプ とくしゅえきようポンプ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

特殊液用ポンプ
とくしゅえきようポンプ

酸,アルカリなどの薬液,油脂などの高粘度液,パルプ,泥土などを含む高濃度液,揮発性の液化ガス,高温高圧液などを圧送するポンプの総称。普通の水と非常に性質を異にするので,使用ポンプの選択と,ポンプの材料,構造には特別の配慮を必要とする。粘性油には往復ポンプ歯車ポンプを使用するが,粘度が低いときは渦巻ポンプでよい。土砂,有機物を含むときも,ある限度までは渦巻ポンプでよい。製紙原料のパルプ液も普通は羽根車を開放型にした2枚羽根のものでよいが,高濃度のものは,吸込み側にコンベヤ式ねじや軸流羽根車を取付けてポンプに押込むほうがよい。反応性の強い液の輸送には,ポンプ材をステンレスや合成樹脂に取替えるとか種々の形状のポンプが開発されている。砂や粉鉱を含む液体では摩耗の対策が必要となる。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android