特異値分解法(読み)とくいちぶんかいほう

最新 地学事典 「特異値分解法」の解説

とくいちぶんかいほう
特異値分解法

singular value decomposition

行列の分解法の一種であり,固有値分解法が正方行列にしか適用できないのに対し,任意の長方行列に適用でき,応用範囲が広い。岩石学においては,G.W. Fisherが,多成分多相系の鉱物組み合わせ間の反応関係の推定法として,グラフ解析(組成共生図)に代わる応用例を提案した。微量成分の反応関係への影響の有無の決定にも有効。近年は,固相体積を保存した場合の反応関係や,移動成分を仮定した場合の開いた系における反応関係の推定などに用いられる。他分野では画像圧縮機械学習において広く用いられる。参考文献西山忠男ほか(2017) 地質雑,Vol.123:717

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む